マラソンの完走メダルと言えば色鮮やかで、その地域の名所などが入った派手なデザインを思い浮かべると思います。ですが久米島マラソンは違います。
久米島マラソンの完走メダルは、久米島の赤土を100%使用した焼き物のメダルとなっており、焼き物の「味」を楽しんでもらえるよう一切色付けはしていません。
今回はそんな久米島マラソンの完走メダルについて紹介したいと思います。

独自製法で焼き上げるメダル
久米島マラソンの完走メダルは、島内各所から採取した赤土を「やちむん土炎房」さんが独自のブレンドで配合し、一つ一つ丁寧に焼き上げます。焼き物で作られるメダルは、独特な触り心地と焼き物ならではの魅力が詰まっており、毎年ランナーの皆様から好評です。他大会のメダルとは違った焼き物のメダルを楽しんでみてください。
焼き上げ前のメダルは画像のように濃い茶色で、焼き上げると明るい茶色へと変化します。焼き上げ前後の違いは、下段に掲載の画像で確認できます。
久米島の赤土の歴史
久米島の赤土の歴史として、かつて首里城正殿の連子部分を彩ったと言う記録があり一部採取場によっては、ひときわ赤い土が取れたようです。また、この赤土は久米島でしか採ることが出来ない貴重な赤土で、王府はこの赤土を求めていたようです。

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